大阪市立北稜中学校

第75回“社会を明るくする運動”作文コンテスト 入選

公開日
2026/01/07
更新日
2026/01/07

学校日記



1月6日、第75回“社会を明るくする運動”作文コンテストの表彰式が、大阪合同庁舎で行われました。
約2万5千点にのぼる応募作品の中から、本校3年生徒の作文が、見事入選6作品の一つに選ばれました。
厳かな雰囲気のなか、大阪保護観察所長様から賞状と記念品をいただき、生徒は少し緊張しながらも、誇らしそうな表情で式に臨んでいました。

また、表彰式にはスペシャルゲストとして、お笑いコンビ「span!」が登場しました。

span!は、吉本興業所属の漫才コンビで、大阪府住みます芸人として活動しながら、「社会を明るくする運動」大阪府PR大使を務め、法務省や保護観察所、各地の保護司会と連携して啓発イベントやクイズコーナーなどを通して運動の広報に協力しているコンビです。
軽妙なトークで会場を盛り上げ、会場全体が笑いに包まれる和やかな時間となりました。


最後は、受賞者や関係者の皆さんで記念撮影を行い、あたたかな拍手の中で式は締めくくられました。
関係の皆様、本当にありがとうございました。


本校3年生の作文「見えない絆」がつくる安心社会は、中国から日本に来た筆者が、日本での日常生活の中で感じた「安心の土台」について考えた作品です。

電車で静かに列に並ぶ人々、ゴミを捨てないこと、知らない相手にも丁寧に接することなど、目には見えない「暗黙のルール」が、社会の安心を支えていることに気づいたと述べています。


ゴミの分別が分からず困っていたとき、近所のおばあさんが声をかけ、分別の仕方を教えてくれた出来事。

国語の授業でノートを忘れたとき、隣のクラスメートがさりげなくノートを貸してくれたこと。

道に迷ったとき、拙い日本語にもかかわらず、見知らぬ女性が目的地まで案内してくれたこと。

そうした具体的な体験を通して、「見えない絆」としての人と人とのつながりが、自分の安心感を支えていることに気づいていきます。


作文の中で筆者は、小さな親切が次の人へと受け継がれていく「優しさの連鎖」が、大きな安心のネットワークを生み出し、異なる文化や背景を持つ人も包み込む力になる、と結論づけています。

そして、母国に帰ってからも、この「見えない絆」の大切さを自分の周りの人たちに伝えていきたい、という決意の言葉で締めくくっています。


体験が「ゴミ分別」「授業のノート」「道案内」と具体的で、読み手が場面をありありと思い描くことができる構成になっており、「見えない絆=つながりが安心をつくる」という主張に強い説得力を与えています。

困っている人に気づき、さりげなく手を差し伸べる行動が広がっていく様子は、学級づくり・学校づくりの理想にも重なり、読後感の明るい作品だと感じました。


キーワード:社会を明るくする運動/作文コンテスト/第75回/入選/スパン!/見えない絆


※掲載している写真はすべて学校備品のカメラで撮影し、教員用PCに有線で取り込んだ上で、安全に管理された環境からホームページにアップロードしています。