大阪市立北稜中学校

一枚の絵から、広がる見方 ― 教育実習生による美術科授業「ゲルニカ」の鑑賞 ―

公開日
2026/09/08
更新日
2026/09/08

学校日記

本日、教育実習の先生による美術科の授業が行われました。今回の題材は、パブロ・ピカソの代表作「ゲルニカ」です。


授業では、まず作品をじっくりと鑑賞し、生徒たちは絵の中で「気になったところ」に注目しました。大きな作品の中には、人物の表情や動き、さまざまな形や線など、見る人によって気になる部分がたくさんあります。生徒たちは、自分が特に気になった部分をトレスすることで、作品の細かな表現に目を向けていきました。


その後はグループワークを行い、それぞれが見つけたことや感じたことについて、生徒同士で意見を交流しました。同じ作品を見ていても、注目する場所やそこから感じ取ることは一人ひとり異なります。友達の意見を聞くことで、「そんなところに注目したのか」「自分とは違う見方ができる」と、新たな気付きも生まれていました。


グループでの交流では、たくさんの生徒が積極的に発言し、自分の考えを自分の言葉で伝える姿が見られました。作品について正解を当てるのではなく、互いの感じ方や考え方を認めながら鑑賞を深めていく時間となりました。


また、実習生の先生も話し合いが行われている各グループをまわり、生徒の発言に熱心に耳を傾けていました。


一枚の絵をきっかけに、自分の見方を広げ、友達の見方から新たな発見を得る。実習生の工夫を凝らした授業の中で、生徒たちは美術作品をより深く味わう学びを進めていました。