大阪市立北稜中学校

1年生学年集会 「1、2秒の心遣い」から考える

公開日
2026/09/09
更新日
2026/09/09

学校日記

今日も朝から今にも雨が降り出しそうな空模様でした。登下校の際は、足元と車に十分注意してください。


朝、体育館で1年生の学年集会を行いました。今回の話は「トイレの使い方」という、とても身近なところから始まりました。

1年生のトイレは、毎日1年4組の生徒たちが掃除をしてくれています。以前と比べるとずいぶんきれいに使えるようになってきましたが、もう少しだけ、一人ひとりに気づいてほしいことがあります。


例えば、使い終わったあとの電気。「ほかに誰かいないかな」と、ほんの1、2秒確認して、誰もいなければ消す。トイレットペーパーが長く垂れ下がったままになっていないか、ふたが開いたままになっていないか。もし便器を汚してしまったら、備え付けのブラシで少しきれいにしてから出る。手洗い場でも同じで、ぬれた手のまま廊下へ飛び出すのではなく、きちんと手を拭き、周りを汚していないかを見る。


どれも、大変なことではありません。必要なのは、次に使う人のことを考えるほんの少しの心遣いです。その1秒、2秒を使えるかどうか。小さな心遣いの積み重ねが人を育てる、という話に、生徒たちは静かに耳を傾ける様子が見られました。


トイレは、決して「汚い場所」ではありません。食べて栄養を取り、必要のないものを体の外へ出すことは、生きていくために欠かせないことです。だからこそ、お互いの心と体を大切にする場所として、みんなで気持ちよく使ってほしいと思います。


そして、この話はトイレだけの話ではありません。「一事が万事」という言葉があります。身の回りの小さなことに気づける人は、勉強でも、スポーツでも、友だちとの関わりでも、「誰か困っていないかな」「自分の行動で誰かに迷惑をかけていないかな」と考えることができます。


集会では、剣道を通して大切にしている言葉として「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という一節も紹介されました。思いがけずうまくいくことはあっても、うまくいかなかったときには、どこかに必ず原因がある。日々の生活の中にある小さな油断や心の隙も、その一つかもしれません。


中学校生活は、毎日の積み重ねです。これから部活動の大会や引退があり、その先には高校入試もやってきます。特別な日の直前だけ頑張るのではなく、何でもない毎日の中で、どれだけ丁寧に行動できるか。


トイレを出る前の、たった1、2秒。その小さな気づきと心遣いは、自分を大切にすることであり、隣の人を大切にすることでもあります。チーム北稜の一人として、これからの学校生活の中で少しずつ積み重ねていってほしいと思います。


キーワード:北稜中学校、学校日記、1年生、学年集会、心遣い、一事が万事、日々の積み重ね