先生のおすすめする本(保護者向け)
- 公開日
- 2020/05/05
- 更新日
- 2020/05/06
お知らせ
題名『伝えることから始めよう』
著者:ジャパネットたかた創業者 高田 明 / 東洋経済新報社)
自分ではどうしようもないことなら、それに翻弄されたり、あらがったりするのではなく、受け入れる。何かが変わるのを待つことが大切です。
外部環境に変化が起きたら、「自分ではどうすることもできない部分」は諦めて、「自分でどうにかできること」に集中するしかありません。
女時(世阿弥のことば)には、どんな心持ちで過ごしたらいいのでしょうか。「現状を受け入れたくない」と口にしても事態は何も変わりません。そんなときこそひたすら、今自分がやれることにもっともっと集中して取り組むしかない。
現状を受け入れ、やれることには八方手を尽くして天命を待つ。それでも、どうにもならないこともあるかもしれませんが、一心不乱にやっていれば、最後は神様が助けてくれる。私はそう信じています。
人生にはうまくいかないときもあります。そのときは少し我慢しながら、過去でも未来でもない、今というときを一生懸命に生きればいい。それ以外に自分に降り掛かってくる問題を解決する手立てはありません。今に200%、300%のエネルギーを注ぐのです。
そうすれば明日が変わり、明日が変われば1年後も変わります。
人の悩みの99%は、悩んでもどうにもならないこと。過去の出来事にとらわれたり、将来のことを不安に思ったり、みんな悩まないでいいことで悩んでいます。つまり、ほとんどの人が自分ではどうにも変えようがないことで息苦しくなっているのではないでしょうか。
「こんな時だからこそ」の一冊になるかも!(S.Y関係者より)