学校日記

  • 本日の献立/2月29日(月)

    公開日
    2016/02/29
    更新日
    2016/02/29

    給食

    献立名 ・鮪の竜田揚げ
        ・豚肉とじゃがいもの煮もの
        ・おおさかしろなの煮びたし
        ・ひじきの炒め煮
        ・すまし汁
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 801kcal、たんぱく質 33.8g、脂質 19.9g

    ☆ひじき(鹿尾菜)☆
     ヒジキはおよそ1万年前の縄文時代遺跡からも見つかっており、かなり古くから利用されていたようです。「延喜式(えんぎしき/927年)」や「倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう/934年)」には、「鹿尾菜」、「六味菜」の名で記載されているそうです。
     北海道南部から南西諸島にかけて、波の荒い岩礁上の低潮線付近に生える海藻です。夏の終わりから秋にかけて芽を出し、春になると急に伸びだします。夏になると硬くなってしまうので、3〜4月ごろの柔らかいうちに収穫します。生のままでは渋味も多く、有害な成分も含まれるので、鉄の釜を使って、数時間かけて水煮してアクを抜き、乾燥させたものをもう一度水でもどして使います。「生ひじき」として市販されているものもありますが、これは、乾燥したヒジキを蒸したものです。料理をするときは、油を使うと、調味料の吸収がよくなり、風味も増すので、油で炒め、また、うす揚げとともに煮ることが多いです。
     栄養の面では、カルシウム、鉄、カリウム、ヨウ素などのミネラル成分や、食物繊維も豊富に含まれていますので、健康面でもいろいろな期待がもてます。ただし、昔から海藻類を食べると髪の毛が濃くなるといわれていますが、これは言い伝えで、実際にはあまり効果がないようです。
     今日の給食では、炒め煮として使っています。

  • 授業体験

    公開日
    2016/02/26
    更新日
    2016/02/26

    校内の様子

     今日は、中本小学校と今里小学校の6年生が、英語と数学の授業を受けに来ました。
     4月から受ける中学校の授業を楽しそうに受けていました。

  • 本日の献立/2月26日(金)

    公開日
    2016/02/26
    更新日
    2016/02/26

    給食

    献立名 ・ビーフシチュー、ブロッコリー
        ・グリルチキン
        ・野菜ソテー
        ・いちご
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 793kcal、たんぱく質 32.6g、脂質 21.4g

    ☆いちご(苺)☆
     イチゴはバラ科の植物で、学問の上では、園芸学等で、スイカやメロンとともに野菜として分類されています。しかし、栄養学の上では、甘さやその特性による食べ方などにより、果実類として分類されています。また、その果実を食べていると思いがちですが、赤くて甘い部分は果実ではなく、「花托(かたく)」と呼ばれる部分で、本来の果実は、小さいつぶつぶの部分となります。
     日本では、平安時代のころからイチゴといわれるものを食べていたようですが、これは今のものとは違った「木イチゴ」を食べていたと考えられています。現在私たちが食べているイチゴは、南アメリカのチリや北アメリカが原産のものが、ヨーロッパに伝わって改良されたものです。これを江戸時代の終わりごろオランダの人が長崎に持ち込み伝えたことから、「オランダイチゴ」とも呼ばれています。
     1960年代までは、5〜6月ごろの春から初夏にかけてが旬の食品でしたが、今では食生活の変化で需要が増加し、ハウス栽培の普及や品種改良によって収穫時期にも変化が起こり、また、クリスマスの需要にも合わせて栽培されるようになりました。そのため、12〜5月に収穫が集中し、とくに3〜4月にピークを迎えるようになりました。
     栄養面では、ビタミンCが豊富に含まれており、10個程度食べると1日の必要量がとれるほどです。ビタミンCには抗酸化作用があり、動脈硬化や脳卒中の予防効果も期待されています。また、カゼなどの病気を予防したり、肌をきれいにしたりする働きもあります。そのほか、赤血球の造成にかかわる葉酸や余分な塩分を排出する効果のあるカリウムなども多く含まれています。

  • 本日の献立/2月25日(木)

    公開日
    2016/02/25
    更新日
    2016/02/25

    給食

    献立名 ・酢どり
        ・赤魚の中華焼き
        ・もやしの炒めもの
        ・茎わかめとキャベツのあえもの
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 830kcal、たんぱく質 34.9g、脂質 25.9g

    ☆酢(す)☆
     酢は酒と並ぶ最古の調味料と考えられ、紀元前5000年ごろのメソポタミア南部にあったバビロニア(現在のイラクの辺り)の古文書に、デーツ(ナツメヤシ)や干しブドウを利用して酢をつくっていたという記録が残っているそうです。紀元前400年ごろには、ギリシャの医師ヒポクラテスが、病気の治療に酢を使っていたといわれています。日本に酢が伝わったのは、酒造りの技術と前後する4〜5世紀ごろに中国から伝わったとされており、「万葉集」には「酢」の文字が使われた和歌があります。
     ※「醤酢(ひしほす)に蒜(ひる)搗(つ)きかてて鯛願ふ・・・」
     酢じょうゆににんにくをつぶして鯛を食べたいなぁというような意味。

     現在、日本でよく利用される米酢は「延喜式(927年)」に記録があり、平安時代にはつくられていたようです。このころはまだ卓上調味料として使われていたようですが、鎌倉から室町時代になると料理の味付けにも使われるようになりました。そして江戸時代になると酒粕を利用して酢をつくる方法も考えられ、庶民にも広まり、「にぎりずし」などの料理ができたそうです。
     酢をつくるには、米酢の場合、まずその前身となる酒をつくるために、蒸した米に米麹と水を加えて糖化させ、酵母を加えてアルコール発酵させて酒の状態にします。そこに種酢を加えて表面に食酢菌膜を植え、酢酸発酵させて酢をつくります。これを熟成させて酸味をまろやかにしたのち、ろ過、殺菌をして仕上げます。ここで何を原料にした酒を使用するかで、米酢、りんご酢、ワインビネガーなど異なる種類の酢となります。
     今日の給食では、酢どりの味付けに使っています。

    ※明日(2/26)は、ビーフシチューがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

  • 本日の献立/2月24日(水)

    公開日
    2016/02/24
    更新日
    2016/02/24

    給食

    献立名 ・鯖のカレー風味焼き
        ・鶏肉と野菜の煮もの
        ・はくさいの甘酢あえ
        ・のりの佃煮
        ・みそ汁
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 787kcal、たんぱく質 36.9g、脂質 18.4g

    ☆白ねぎ☆
     ネギは、中国が原産とされ、栽培が始まったのは、2000年以上も前といわれています。日本でも「本草和名(918年)」をはじめとする多くの書物に見られ、古くから栽培されていたことがわかります。寒さに強いことから、全国に広がり、土地にあった品種がつくられるようになりました。大きく分けると、西日本では主に葉の部分を利用する「葉ねぎ」、東日本では根の部分を利用する「根深ねぎ」がそれぞれ多く栽培されるようになりました。一般的には、葉ねぎは「青ねぎ」、根深ねぎは「白ねぎ」といわれ、どちらも年中出回っていますが、もともとは冬が旬の野菜で、西日本でも、冬が近づくにつれ、普段あまり多く使われていない白ねぎも鍋物などで使われることか増えてきます。ねぎの白い部分には、ねぎ特有の辛味成分であるアリシンが多く含まれ、これは、からだを温めたり、ビタミンB1を吸収しやすくしたりするので、カゼなどで弱ったからだを回復する効果があります。
     今日の給食では、みそ汁の具として使っています。

  • バレーボール部指導者講習会

    公開日
    2016/02/23
    更新日
    2016/02/23

    校内の様子

    画像はありません

     2月21日(日)、本庄中学校のバレーボール部の練習方法やチームをどうつくっていくのかということを学ぶために、石川県から14名の先生が来られました。本校バレーボール部の生徒がモデルになりがんばってくれたので、よい研修会になりました。

  • 本日の献立/2月23日(火)

    公開日
    2016/02/23
    更新日
    2016/02/23

    給食

    献立名 ・豚肉の甘辛炒め
        ・ちくわの磯辺揚げ
        ・小松菜の煮びたし
        ・はくさいのごまあえ
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 777kcal、たんぱく質 31.2g、脂質 22.3g

    ☆しょうゆ(醤油)☆
     醤油の起源は、みそとともに古代中国の「醤(ジャン)」にさかのぼり、これが日本に伝わり「醤(ひしお)」として定着しました。これは、食材を塩漬けにして発酵させたもので、魚介や肉を原料とした塩辛のようなものや、野菜を原料とした漬物のようなもの、穀類を原料としたものなどがあります。「大宝律令(701年)」によると、大豆を原料とする醤(ひしお)が作られていたようで、これは今のしょうゆとみその中間のようなものといわれています。さらに13世紀に信州の禅僧覚心が、中国の宋より、金山寺みそを紀州の湯浅に伝え、その製造過程でできた上澄みや桶の底にたまった液汁が今のしょうゆに近いものとなったそうです。そののち室町時代になって、はじめてこれが工業化され、しょうゆという名が生まれ、戦国時代には庶民の間にも広まったそうです。当時はどちらかというと淡口しょうゆが中心であったものが、江戸時代になって本格的な製造がはじまり、政治経済の中心が関西から江戸に移るとともに、濃口しょうゆが中心となっていったようです。
     製造法は濃口しょうゆでは、大豆と小麦を合わせて麹をつくり、これに塩水を加えて発酵・熟成させたもろみを圧搾して生じょうゆをつくり、さらに加熱し、殺菌とともに色や風味を整えます。淡口しょうゆもほぼ同じつくり方ですが、塩分濃度を高くし、醸造期間を短くするなどして、色が濃くなるのを抑え、また熟成終了時に甘酒を加えるなどの製造法の違いで、色や風味に違いがあります。
     今日の給食では、豚肉の甘辛炒めには、濃口しょうゆを、小松菜の煮びたしとはくさいのごまあえには、淡口しょうゆをそれぞれ使っています。

    ※明日2/24(水)から26(金)まで1・2年生は学年末テストのため給食中止となりますので、3年生のみの実施となります。

  • 本日の献立/2月22日(月)

    公開日
    2016/02/22
    更新日
    2016/02/22

    給食

    献立名 ・ビビンバ(肉炒め、チンゲンサイ、ナムル)
        ・キャベツと枝豆の炒めもの
        ・パインアップル(缶)
        ・とうふのスープ
        ・牛乳
    栄養価 エネルギー 778kcal、たんぱく質 30.8g、脂質 20.7g

    ☆とうふ(豆腐)☆
     豆腐の発祥地は中国で、紀元前2世紀につくられたという説もありますが、実際には、唐代の中期8〜9世紀に発明されたと考えられており、宋代(960〜1279年)の初期に書かれた「清異録(せいいろく)」に最初の記録があるそうです。日本へは奈良時代(710〜784年)に遣唐使の僧侶によって伝えられたとされていますが、明確な記録はなく、奈良・春日大社の御供物「唐符(とうふ)」の記載(1183年)が初めてのようです。広く一般的に食べられるようになったのは江戸時代で、「豆腐百珍(とうふひゃくちん/1782年)」には、283種類の食べ方があげられています。
     豆腐の基本的な製法は、水に浸した大豆を水とともに摩砕して「呉(ご)」をつくり、呉からこしとった豆乳を「苦汁(にがり)」といわれる塩化マグネシウム、または硫酸カルシウムなどを凝固剤として固めます。この時の豆乳の濃度、凝固剤の種類、凝固方法の違いにより、木綿、絹ごし、ソフト、充填などの種類に分けられます。
     木綿豆腐は、濃度が薄めの豆乳を凝固させ、これをくずして布をひいた孔のある型箱に入れ、圧搾して成形します。この時に木綿の布地の模様がつくことから木綿豆腐の名がつきました。絹ごし豆腐は濃度の濃い豆乳を使用し、凝固剤を加え、孔のない型箱で固めて成形し、水にさらします。絹でこすわけではありませんが、舌触りがなめらかで、きめ細かいことからこの名が付きました。そのほか、ソフト豆腐は、木綿と絹ごしの中間程度の濃度の豆乳を木綿豆腐と同様に固めたもので、充填豆腐は絹ごし程度の濃度の豆乳に凝固剤を加えて容器に注入して密閉した後加熱し、固めたものとなります。
     大豆に含まれるたんぱく質の消化吸収率は、大豆として使用すると65%程度ですが、豆腐に加工すると90%以上になります。
     今日の給食では、スープの具として使用しています。

  • 本日の献立/2月19日(金)

    公開日
    2016/02/19
    更新日
    2016/02/19

    給食

    献立名 ・ポークハヤシライス、枝豆
        ・鶏肉と野菜のソテー
        ・カリフラワーのピクルス
        ・いよかん
        ・牛乳
    栄養価 エネルギー 778kcal、たんぱく質 30.9g、脂質 20.3g

    ☆カリフラワー☆
     カリフラワーは、キャベツやブロッコリーなどと同じアブラナ科で、花蕾球といわれる花の蕾(つぼみ)を食べる野菜です。原産地は地中海の東部とされています。ブロッコリーとよく似ているのは、もともと18世紀ごろまでは、ブロッコリーと同一のものだったためで、19世紀になってから改良されて今のようなカリフラワーになったそうです。日本では、明治時代の初めに「花椰菜(はなやさい)」という名前で栽培が始まりましたが、当時はあまり広まらず、第二次大戦後になって食生活の変化とともに、利用が高まるようになりました。今では、年中出荷されますが、旬は11〜3月ごろで、出荷量も多くなり、品質も良くなります。よく見かけるのは、白い色のものですが、紫色や黄緑色のものもあります。
     栄養成分では、ブロッコリーとともに、ビタミンCが多く含まれ、野菜の中でもトップクラスになります。ビタミンCは、ウイルス等に対する抵抗力をつける働きがありますので、冬場のカゼ予防に効果が期待されます。
    きょうの給食では、ピクルスとして使用しています。

  • 本日の献立/2月18日(木)

    公開日
    2016/02/18
    更新日
    2016/02/18

    給食

    献立名 ・鶏肉とねぎのしょうが焼き
        ・干しずいきの炒め煮
        ・小松菜のおひたし
        ・かぶの甘酢あえ
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 780kcal、たんぱく質 37.7g、脂質 19.5g

    ☆かぶ(蕪)☆
     カブは、春の七草の中では「すずな(菘・鈴菜)」とも呼ばれ、最も古くから親しまれてきた野菜のうちのひとつで、地域ごとに独特の品種が栽培されています。多くの品種が世界中で栽培されており、大きく分けて、アフガニスタン原産といわれるアジア系と、地中海沿岸や中近東原産といわれるヨーロッパ系に分けられており、日本国内だけでもおよそ80種類もの品種があります。大阪近辺でも有名なものがあり、大阪では「天王寺」、奈良では「今市」、京都では「聖護院」などの品種があります。旬は11〜2月ごろで冬場に多く出荷されます。
     白い根の部分を使うことが多いですが、根と葉の栄養成分は大きく違い、根の部分はビタミンCを多く含むほか、胃での消化を助けるアミラーゼなどの酵素を含んでいて、食べ過ぎによる胸やけを抑えるなど、消化吸収を整える効果があるとされています。葉の方は、カロテン、ビタミンC、鉄、カルシウム、食物繊維などを多く含み、緑黄色野菜として、栄養価値の高い野菜といえますので、葉っぱの部分も捨てずにできるだけ利用したいものです。中には、葉の方を主に利用する品種もあり、漬物で有名な「野沢菜」もカブの一種になります。
     今日の給食では、甘酢あえとして使用しています。

    ※明日(2/19)は、ポークハヤシライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

  • 本日の献立/2月17日(水)

    公開日
    2016/02/17
    更新日
    2016/02/17

    給食

    本日の献立/2月17日(水)

    献立名 ・豚肉の辛みそ焼き
        ・はくさいの中華煮
        ・さつまいものから揚げ
        ・チンゲンサイの炒めもの
        ・りんご
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 809kcal、たんぱく質 31.7g、脂質 20.3g

    ☆豚肉☆
     豚はイノシシを祖先とする動物で、学術的にもイノシシ科イノシシ属とされています。世界各地に生息した野生のイノシシのうち、ヨーロッパと東南アジアに生息していたものが、それぞれの地域の祖先となって、肉や脂肪の供給源として改良され、飼育されてきました。
     日本では、昭和30年ごろまでは、牛肉の3分の1程度の生産量でしたが、その後、食肉消費が増加する中、繁殖や飼料の効率がよいことから、豚の飼育が盛んになり、現在では、生産量、消費量ともに肉類の中では第1位を占めています。豚の体重は300kgにもなり、品種によっては400kg近くにもなりますが、肉用の豚は、肉質と経費的な面から、約6か月で体重110kgくらいになると出荷されます。また、最近では「SPF豚」と書かれたものがありますが、これは「Specific Pathogen Free」の略で、「特定の病原体を持たない」という意味で、「清浄豚」ともいわれ、抗生物質の使用を控え、病原菌に汚染されにくい状態で飼育し、安全性を高めているそうです。
     栄養面では、牛肉とよく似た組成を持っていますが、ビタミンB1は、牛肉の5〜10倍も含まれています。
     今日の給食では、にんにく、しょうが、砂糖、料理酒、しょうゆ、赤みそ、トウバンジャンで味付けし、辛みそ焼きにしました。

  • 本日の献立/2月16日(火)

    公開日
    2016/02/16
    更新日
    2016/02/16

    給食

    献立名 ・マーマレードチキン
        ・ウインナーと野菜のケチャップ煮
        ・ほうれん草とコーンのソテー
        ・ごぼうサラダ
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 781kcal、たんぱく質 30.7g、脂質 21.7g

    ☆ウインナーソーセージ☆
     ソーセージは、食肉の保存法として開発された食品で、その歴史は古く、古代ギリシャの記録に、メソポタミア文明においてソーセージが作られていたというような文献が残っているそうです。そして、主にヨーロッパ各地で、ハム、ベーコンをつくった残りの豚肉やその他の畜肉を細切りにし、食塩、香辛料などと練り合わせ、動物の腸などに詰め、塩漬け、乾燥、燻煙、加熱などの組み合わせにより、多くの種類がつくられてきました。「ウインナーソーセージ」もその1つで、オーストリアのウィーンに由来するものです。日本へは明治維新以降、いろいろなソーセージの製造法が伝わり、現在JAS規格では、ウインナーソーセージは、緬羊(めんよう)の小腸または人工のケーシングを使用して材料を詰め、直径20mm未満で、燻煙または湯煮したものとされています。直径がさらに太くなり、20〜36mmになると「フランクフルトソーセージ」、36mm以上で牛の小腸などを使ったものは「ボロニアソーセージ」というふうになります。
     今日の給食では、粗挽きの豚肉を使った小さめのウインナーソーセージをケチャップ煮に使っています。

  • 本日の献立/2月15日(月)

    公開日
    2016/02/15
    更新日
    2016/02/15

    給食

    献立名 ・さごしの塩焼き
        ・高野どうふの含め煮
        ・水菜のおひたし
        ・りんご(缶詰)
        ・すまし汁
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 775kcal、たんぱく質 34.8g、脂質 19.0g

    ☆さごし☆
     サゴシというのは、サバ科の魚で、サワラ(鰆)の若魚です。サワラは大きくなるにつれて呼び名の変わる出世魚で、50cmくらいまでを関西では「サゴシ」、関東では「サゴチ」と呼び、70cm位までのものを「ヤナギ」、そして70cmを超えるようになるとサワラと呼ぶようになります。サワラは全長1mにもなる大型の魚で、腹の部分が膨らんでおらず、細長い形をしていることから、腹が狭いという意味で、「狭腹(さはら)」からサワラと呼ばれるようになったそうです。そして、その若魚についても、同じように、腰が狭いという意味で、「狭腰(さごし)」と呼ばれるようになったそうです。
     サワラは漢字で書くと、「鰆」と書き、春の字が使われるので、旬は4月ごろと思われがちですが、どちらかというと、初春をあらわすようで、「寒ざわら」と呼ばれる1〜3月ごろのものがおいしくなります。また、一般にサワラというと切り身にしても大きくなりますが、体の大きさによる味の変化はほとんどないので、弁当など使う目的によって、サイズが小さい方がよいという場合は、サゴシが使用されます。どちらも味はくせがなく、塩焼き、照り焼き、みそ漬け焼きなどの焼き物にするとおいしく、ムニエルやグラタンにも使われます。今日の給食では、塩焼きにしています。

    ※本日より、ごはん容器の色が変わりました。

  • 本日の献立/2月12日(金)

    公開日
    2016/02/12
    更新日
    2016/02/12

    給食

    献立名 ・クリームシチュー、ブロッコリー
        ・サーモンフライ
        ・キャベツのピクルス
        ・いよかん
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 851kcal、たんぱく質 30.5g、脂質 24.8g

    ☆キャベツ☆
     キャベツは古代ギリシャ・ローマ人も食用としていた最古の野菜の一つで、世界で最もポピュラーな葉菜です。ヨーロッパの地中海や大西洋沿岸が原産とされており、「キャベツ」という名は、頭の形をした野菜という意味ですが、もとの野生種は結球しないものだったようです。これをケルト人がヨーロッパ各地に広め、その過程で花を食べるブロッコリーやカリフラワー、わき芽を食べる芽キャベツなどに分かれ、そして現在のような結球するキャベツが生まれました。日本に伝わったのは、江戸時代末期で、「甘藍(かんらん)」、「玉菜(たまな)」などと呼ばれ、明治時代から大正時代にかけて「トンカツ」の流行とともに、キャベツの生食が急速に普及したそうです。
     キャベツは、出荷時期によって「春キャベツ」、「夏秋キャベツ」、「冬キャベツ」に大きく分けられ、巻きの固い冬系の「寒玉」が流通の大半を占めており、1〜3月ごろがおいしい時期となり、とくに関西ではお好み焼き用として人気があります。また、最近では、生でも柔らかい春系の品種も好まれるようになり、こちらの方も生産量が増加しています。
     栄養面では、ビタミンCやカルシウムが豊富で、そのほか、胃炎や潰瘍の回復に効果があるといわれるビタミンUが含まれています。
     今日の給食では、ピクルスとして使っています。

  • 2年生進路講話

    公開日
    2016/02/12
    更新日
    2016/02/12

    校内の様子

     現在、高校2年生の本校卒業生が来校し、高校受験や高校生活についての話をしてくれました。中学2年生にとって、「入試」は実感のわかないことかもしれませんが、少しずつ進路に向けての意識づけができたようです。

  • 1年生 進路学習

    公開日
    2016/02/11
    更新日
    2016/02/11

    校内の様子

     1年生の進路学習の一環として、道頓堀ホテルの橋本明元専務にお越し頂き、映像を交えて講話をして頂きました。生徒たちは自分の将来を見すえ、真剣に聞き入っていました。

  • 本日の献立/2月10日(水)

    公開日
    2016/02/10
    更新日
    2016/02/10

    給食

    献立名 ・鶏ごぼうご飯
        ・赤平天とだいこんの煮もの
        ・れんこんのそぼろ炒め
        ・きゅうりの酢のもの
        ・みそ汁
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 782kcal、たんぱく質 36.3g、脂質 15.6g

    ☆みそ(味噌)☆
     みその歴史については、9/11に紹介しましたので、今回はみその分類や特性について紹介します。
     みそは日本の気候・風土に左右されながら、各地方でそれぞれ独特の味が作られてきました。そのため、種類が多く、麹の原料だけでなく、味、色、形状などでさまざまに分けられます。まず麹の原料による分類では、米みそ、麦みそ、豆みそに分けられます。そして米みそは、甘みそ、甘口みそ、辛口みそに分類され、さらに、甘みそは白と赤に、甘口と辛口は、淡色と赤に分けられます。麦みそは、甘口と辛口に分けられ、豆みそは辛口となります。産地の傾向をみると、辛口の米みそは、北海道や東北地方から静岡あたりまでで、愛知、岐阜、三重では辛口の豆みそとなります。この地域から西の方面へ行くと再び米みそとなりますが、関西や瀬戸内海沿岸では、甘みそが多くなります。さらに西に向かい九州に入ると麦みその地域となってきます。
     このようにみそには多くの種類がありますが、甘味、辛味、酸味、苦味、うま味が調和した調味料で、魚や肉のにおい消しに使われたり、抗酸化作用が強いため肉や魚の保存などに使われたりするなど、日本の料理には欠かせないものとなっています。さらに、原料に大豆が使われるので、大豆たんぱく質や大豆サポニン、イソフラボン、食物繊維、大豆レシチンなどを含み、また、カリウムやマグネシウムなどのミネラル、ビタミンB群なども含み、味だけでなく、その成分においても優れたものとなっています。給食でもよく使用していますが、今日はみそ汁として使っています。

    ※2/12(金)は、マラソン大会のため、1・2年生は給食中止となりますので、3年生のみの実施となります。また、献立にクリームシチューがありますので、3年生で給食を選択している場合は、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

  • 本日の献立/2月9日(火)

    公開日
    2016/02/09
    更新日
    2016/02/09

    給食

    献立名 ・おろしとんかつ
        ・ツナと野菜の炒めもの
        ・水菜とはくさの煮びたし
        ・パインアップル(缶詰)
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 815kcal、たんぱく質 25.5g、脂質 24.8g

    ☆はくさい(白菜)☆
     ハクサイは、アブラナの仲間の野菜で、ダイコンやキャベツとともに、日本の主要な野菜の一つです。中国が原産で、かなり古くから使われていたように思われがちですが、はじめて日本へ伝わったのは、明治8年(1875年)です。その後、日清戦争(1894〜1895)や日露戦争(1904〜1905)に参加した兵士たちが、優秀な野菜であるとして、持ち帰ったことが、日本各地で栽培されるきっかけとなったそうです。年中出荷されますが、冬が旬の野菜で、とくに12〜2月ごろがおいしく、鍋料理には欠かせない野菜となっています。また、煮ものだけでなく、漬物や炒めものなど様々な料理に使用されています。ビタミンCを多く含むので、かぜをひきやすい冬の季節にはちょうど良い食品です。その他、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、食物繊維など、いろいろな栄養素をほどよく含んでいます。
     今日の給食では、水菜とともに煮びたしとして使っています。

    ※明日(2/10)は、私学入試のため、3年生は給食中止となりますので、1・2年生のみの実施になります。

  • 本日の献立/2月8日(月)

    公開日
    2016/02/08
    更新日
    2016/02/08

    給食

    献立名・鰤の甘辛だれかけ
       ・筑前煮
       ・ほうれん草ともやしのごまあえ
       ・さつまいもの甘煮
       ・すまし汁
       ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 825kcal、たんぱく質 34.0g、脂質 21.2g

    ☆ゆば(湯葉)☆
     ユバは、豆腐やみそのように大豆から作られる加工品のひとつで、鎌倉時代に中国から僧侶によって伝えられ、お寺を中心に発達しました。中国では「豆油皮(トウユーピー)」、「豆腐皮(トウフーピー)」、「腐竹(フーチュー)」などと呼ばれるそうです。江戸時代には巻き湯葉や糸巻き湯葉などの加工湯葉もつくられるようになりました。現在では京都や日光が名産地となっています。
     作り方は、大豆を水につけて柔らかくし、これに水を加えながらすりつぶしてしぼると、「豆乳」ができます。これを固めると豆腐となりますが、この豆乳を80度くらいに温めると表面に薄い膜ができます。ちょうど牛乳を温めた時にできる膜のようなもので、この膜をすくい上げたものが「湯葉(湯波とも書く)」となります。この中には、豆乳中のたんぱく質や脂肪、炭水化物などが取り込まれており、最初の10枚くらいがおいしいユバになるそうです。これを生のまま食べるものは「生湯葉」、乾燥させたものは「干し湯葉」といいます。独特の歯触りと淡白な味が特徴で、できたてのものは、そのまま生でも食べることができ、干したものは、汁物や煮もの、揚げもの、蒸しもの、鍋料理など、日本料理では、様々な料理に使われます。
     今日の給食では、すまし汁の具に使っています。

  • 修学旅行事前学習(長崎県)

    公開日
    2016/02/05
    更新日
    2016/02/05

    校内の様子

     2年生は3か月後に迫った修学旅行に向け、平和学習など様々な学習をすすめています。
     ・長崎への原爆投下、平和について
     ・軍艦島および文化について
     ・長崎の食べ物について
     ・土産物や名物・名産について
     ・しおりの表紙制作、ファイルの使用・活用について
     写真は、長崎ちゃんぽんを調理し、試食している様子とインターネットで調べ学習をしている様子です。生徒達は長崎ちゃんぽんの出来栄えに「とても美味しいです」と舌鼓をうっていました。