学校日記

  • 修了式

    公開日
    2016/03/24
    更新日
    2016/03/24

    校内の様子

     今日、平成27年度の修了式が行われました。
     生徒のみなさんは、この1年でたくさんの経験や学習を積み、大きく成長しました。よくがんばってくれたと思います。一旦、修了式ということでリセットとなりますが、新年度に向け、春休みも部活動や復習等、充実した日々を送ってください。そして、よいスタートが切れるよう準備しておきましょう。
    (写真左:修了式に先立ち、英検・漢検・クラブ活動での表彰がありました。その様子)
    (写真中:修了証を授与されている様子)(写真右:1年間を振り返っての校長先生のお話の様子)

  • 2年生 合唱コンクール

    公開日
    2016/03/23
    更新日
    2016/03/23

    校内の様子

     先日の1年生に続いて、今日は2年生の合唱コンクールが行われました。どのクラスも伸びやかで、しなやかで、力強い歌声を聞かせてくれました。最後の全体合唱でも、2年間の思いを込めて歌っていました。
     がんばること、しっかりやりきることが、恥ずかしい、カッコ悪いではなく、みんなのため、自分のためにとってすばらしいことであることを感じさせてくれた取り組みでした。

    ※黒いショートブーツを間違われた方がいらっしゃるようです。心当りのある方は、中学校までご連絡ください。

  • 本日の献立/3月23日(水)

    公開日
    2016/03/23
    更新日
    2016/03/23

    給食

    献立名 ・千草焼き
        ・ししゃものから揚げ
        ・はくさいとほうれん草のごまあえ
        ・みかん(缶詰)
        ・みそ汁
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 822kcal、たんぱく質 29.0g、脂質 24.9g

    ☆鶏卵(けいらん)☆
     鳥類の卵の中で、食用として流通しているのは、鶏卵、うずら卵、アヒル卵などがあり、そのうちの大部分が鶏卵です。鶏卵とは漢字で書く通りニワトリの卵で、日本での消費量は、年間1人当たり300個を超え、世界でもトップクラスになっています。明治時代では年間10個程度だったそうですので、およそ30倍になっています。
     日本へニワトリが持ち込まれたのは古く、「日本書紀」では天の岩屋戸の話に「長鳴鳥」の記述が見られます。しかし、卵を食用としたのは、江戸時代に出版された「本朝食鑑(ほんちょうしょっかん/1695年)」に、ゆで卵、卵焼き、卵酒などの料理が記載されたのが最初の正確な記録となっています。卵の生産が急速に増え始めたのは、昭和30年代以降で、貴重な食品から手軽に食卓にのぼる食品となりました。これは、ニワトリの品種改良や、エサが安定供給できるようになったことによるもので、価格も安定しており、「物価の優等生」といわれています。
     栄養成分では、ビタミンCを除くすべての栄養素をバランスよく含んでおり、完全栄養食品と呼ばれるものの1つとなっています。ただし、食品の中では、コレステロールの含量がたいへん高い方なので、野菜などの他の食品とうまく組み合わせて食べることが必要だと思います。
     今日の給食では、千草焼きとして使用しています。「千草」というのは、多くの草という意味で、いろいろな野菜などを加えて焼くことからこのように呼ばれています。また、野菜を加えることで、栄養バランスもよくなります。

    ※本日で、今年度の給食は最後となります。一年間どうもありがとうございました。
    来年度は、4/11(月)からの実施となります。当日の献立には、カツカレーライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

  • 本日の献立/3月22日(火)

    公開日
    2016/03/22
    更新日
    2016/03/22

    給食

    献立名 ・鶏肉と野菜のカレー炒め
        ・マカロニサラダ
        ・じゃがいものしょうゆバター焼き
        ・りんご(缶詰)
        ・ごはん・牛乳
    栄養価 エネルギー 779kcal、たんぱく質 26.8g、脂質 18.1g

    ☆じゃがいも☆
     じゃがいもは植物としては、ナスの仲間になりますが、その果実ではなく、土中の茎に栄養がたまってできる「塊茎(かいけい)」という部分を食べるものです。原産地は、南米のペルーからボリビアにかけてのアンデス高原、チチカカ湖周辺といわれ、紀元500年ごろから、標高3000〜4000メートルの土地で栽培され、インカでは重要な作物となっていたようです。そして、16世紀になって、スペインの南米遠征軍が、ヨーロッパに持ち帰り、比較的短い期間で塊茎を肥大させる性質があるため、救荒用作物として広く普及しました。日本へは慶長年間(1596〜1615)に、オランダ船によって、ジャガタラ(現在のインドネシア、ジャカルタ)から、長崎へと伝えられ、このことが、ジャガイモという名の由来となりました。また、「馬鈴薯(ばれいしょ)」とも呼ばれますが、これは、江戸時代の小野蘭山(1729〜1810)という学者が、もともと中国にあった馬鈴薯(現在のホドイモ)というイモと勘違いしたことからこの名で呼んだそうです。その後、1912年になって、中国でもジャガイモの方を馬鈴薯と呼ぶようになったそうです。馬鈴薯という名は、馬の首につける鈴の形に似ているところからきています。伝わった当時は、あまり好まれなかったそうですが、明治時代になって本格的な栽培が始まり、北海道の開拓とともにアメリカやイギリスなどから多くの品種が導入され、現在では日本でも主要な作物となっています。年中出回っていますが、4〜7月ごろがおいしいとされています。
     主成分はでんぷんで、ビタミンCも豊富に含まれています。そして、ジャガイモのビタミンCはでんぷんに包まれているため、加熱や保存によっても壊れにくいということが特徴となっています。
     今日の給食では、しょうゆとバターで味付けしてオーブンで焼いています。

  • 2年生 スポーツ大会

    公開日
    2016/03/18
    更新日
    2016/03/18

    校内の様子

     今回のスポーツ大会は、種目やルール、大会形式など運営を全て体育委員が行いました。学年の生徒が全員楽しめるように考えて、取り組みました。
     上手くいかなかった所などたくさんありましたが、最後はみんな楽しかったという声が多く聞けたので、合唱コンクールに向け、いいクラスの団結ができたと思います。
     なお、2年生の合唱コンクールは、3月23日水曜日の午後に行われます。

  • 本日の献立/3月18日(金)

    公開日
    2016/03/18
    更新日
    2016/03/18

    給食

    献立名 ・ハヤシライス、ブロッコリー
        ・白身魚のムニエル
        ・キャベツのドレッシングあえ
        ・デコポン
        ・牛乳
    栄養価 エネルギー 835kcal、たんぱく質 33.4g、脂質 24.0g

    ☆デコポン☆
     デコポンは、1972年に長崎県の果樹研究所で、3/9に紹介した清見オレンジとポンカンを交配させ、育成された品種です。当時は、凸(でこ)が出やすく、皮の表面も粗いので、見た目が悪いという理由からあまり出回ることはありませんでした。その後、熊本県宇土郡不知火町に伝わり、「不知火(しらぬい)」の名で栽培が広まり、1990年ごろになって、その味の良さが認められ、広く普及することになりました。そして、1993年になって、「デコポン」の名が、熊本県果実農業協同組合連合会の登録商標となり、不知火の中で、糖度13度以上、クエン酸1.0以下などの基準を満たしたもののブランド名となりました。暖かい地方での生産が多く、主産地はやはり熊本県となっています。
     ユニークな「デコ」が特徴で、これには気温が関係しており、昼と夜の気温の差が大きければ、大きいほどデコができやすくなるそうです。中にはデコの出ないものもありますが、味には影響ありません。4月ごろに小さくて白いかわいい花を咲かせ、12〜2月にかけて収穫されます。収穫直後は酸味が強いので、一定期間貯蔵し、酸味をぬいて、2〜3月ごろに出荷のピークを迎えます。
     皮の表面は粗いですが、むきやすく、じょうのう膜は薄くて食べやすく、果肉は柔らかで果汁が多く、そして甘味が強くておいしいです。
     ビタミンCがたっぷり含まれているので、カゼなどの予防に効果が期待されます。

  • 1年生合唱コンクール

    公開日
    2016/03/17
    更新日
    2016/03/17

    校内の様子

     今日は1年生の最後の行事、合唱コンクールでした。
     練習の成果がどのクラスも出ていて、目に涙を浮かべる先生や保護者の方もいました。
     金賞は1組、銀賞は3組でした。
     皆さん、お疲れ様でした!!

  • 本日の献立/3月17日(木)

    公開日
    2016/03/17
    更新日
    2016/03/17

    給食

    献立名 ・さごしのおろしじょうゆかけ
        ・高野どうふの煮もの
        ・さつまいものてんぷら
        ・ほうれん草とはくさいのおひたし
        ・ごはん・牛乳
    栄養価 エネルギー 815kcal、たんぱく質 32.9g、脂質 23.1g

    ☆みりん(味醂・味淋)☆
     みりんは、蒸したもち米と米麹(こめこうじ)、焼酎あるいは40%のアルコールを混ぜて仕込み、熟成させたもので、調味料として使われることが多いですが、実はお酒の一種です。本みりんにはアルコールが14%程度含まれ、昔は、甘味を備えたお酒として親しまれていたようです。関西では「柳蔭(やなぎかげ)」と呼び、氷を加えて夏の飲み物とされることもあります。
     みりんの歴史については諸説がありますが、戦国時代に中国から渡来した「密淋(ミイリン)」という甘い酒が起源とされる説や、博多の「練貫酒(ねりぬきざけ)」という甘い酒に腐敗防止のため焼酎を加えたものがみりんになったという説もあります。密淋については、日本に伝来したことが「貞徳文集(ていとくぶんしゅう/1649年)」に、練貫酒の発祥については「蔭凉軒日録(いんりょうけんにちろく/1466年)」にそれぞれ記載されているようです。1593年には、豊臣秀次の書記役である駒井重勝が書いた「駒井日記」にみりんの記述があるそうで、戦国時代では、みりんは甘味のある高級酒として貴族たちに珍重されていたようです。現在のように調味料として使われるようになったのは、江戸時代の中期で、かば焼きのたれやそばつゆなど、料理の甘味として広まったようです。
     本来のみりんは「本みりん」と呼ばれ、酒として扱われるので酒税がかかるため、料理用として、塩を2%程度加えて飲めなくした「発酵調味料」や、ブドウ糖や水あめにグルタミン酸、香料を加え、アルコールを1%未満にした「みりん風調味料」なども製造されています。
     今日の給食では、さごしのおろしじょうかけと、高野どうふの煮ものの味付けに使っています。

    ※明日(3/18)は、ハヤシライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

  • 本日の献立/3月16日(水)

    公開日
    2016/03/16
    更新日
    2016/03/16

    給食

    献立名 ・牛肉と卵のクッパ
        ・いかてんぷら
        ・もやしのナムル
        ・はっ酵乳
        ・牛乳
    栄養価 エネルギー 852kcal、たんぱく質 32.2g、脂質 31.2g

    ☆牛肉☆
     牛肉と一言で言っても、味や栄養素の含まれる割合は、品種や部位によってかなり違いがありますが、豚肉や鶏肉と比べると赤色が強いのが特徴です。これは、ミオグロビンという色素たんぱく質の含有量が多いからで、豚肉と比べるとおよそ8倍になります。このミオグロビンには鉄分がヘム鉄という形で含まれており、野菜などに含まれる鉄分と比べて吸収されやすい形になっています。さらに造血のビタミンといわれるビタミンB12も多く含まれるので、貧血などの予防効果があるといえます。また、脂肪の分解を促進し、エネルギーに変える働きのあるカルニチンという成分も含まれています。肉を食べると太りやすいと考える人も多いですが、実は食肉の中にも脂肪燃焼を促進する成分も含まれています。そのほか、抗がん作用や体脂肪を減らす効果があるといわれるリノール酸や、LDLコレステロールを減少させ、動脈硬化の予防や血圧を下げる働きがあるといわれるオレイン酸なども含んでいます。もちろん筋肉など体のさまざまな部分をつくる良質のたんぱく質も多く含んでいます。おいしいからと言って牛肉ばかりに偏るのは、栄養全体のバランスをくずすことになるので良いとは言えませんが、野菜などほかの食品とうまく組み合わせることで、健康維持のためにとても役立つ食品の一つになると思います。
     今日の給食では、クッパの具材として、味付けした牛肉をご飯の上にのせ、スープをかけて食べるようにしています。

  • 本日の献立/3月15日(火)

    公開日
    2016/03/15
    更新日
    2016/03/15

    給食

    献立名 ・鶏肉のから揚げ
        ・豚肉と野菜のケチャップ炒め
        ・じゃがいもの洋風煮
        ・きゅうりのピクルス
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 822kcal、たんぱく質 34.5g、脂質 23.0g

    ☆しょうが(生姜)☆
     ショウガは、インド、マレーシアなどの熱帯アジアが原産と考えられ、東アジアでは、薬用、香辛料として古くから栽培され、歴史的には紀元前にまでさかのぼります。日本への伝来の時期は明らかになっていませんが、3世紀よりも前に中国から伝わったものと考えられています。栽培や収穫方法の違いで、根ショウガ、葉ショウガ、芽ショウガの3種類があり、普段よく使われるのは、年中出回っている根ショウガです。さわやかな辛味の主成分は、ジンゲロールというもので、加熱するとショウガオールというものに変化します。どちらも血行を良くし、体を芯から温め、胃を活発にさせて消化を助け、また、のどの痛みや悪寒などのカゼのひき始めや、冷え性、生理痛などにも効果があるといわれます。さらに抗酸化作用により老化やガンを予防する効果も期待されています。料理の上では、抗菌作用や消臭作用により、魚や肉料理などでの臭みとりや細菌の増殖をおさえるためにも古くから利用されています。
     今日の給食では、鶏肉のから揚げに使用しています。

    ※明日(3/16)の献立には、クッパがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

  • 本日の献立/3月14日(月)

    公開日
    2016/03/14
    更新日
    2016/03/14

    給食

    献立名 ・かき揚げ、ししとう
        ・鮭の塩焼き
        ・きんぴらごぼう
        ・はくさいの酢のもの
        ・赤だし
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 846kcal、たんぱく質 29.3g、脂質 29.9g

    ☆ししとう(獅子唐)☆
     シシトウというのは、シシトウガラシ(獅子唐辛子)のことで、ピーマンと同じく、トウガラシのなかまになります。関西では、アオトウ(青唐)ともいいます。トウガラシの原産地は中央・南アメリカで、2000年以上前には、栽培がはじまっていたようです。トウガラシには多くの品種がありますが、大きく分けると辛味種(hot pepper/ホット・ペッパー)と辛味の少ない甘味種(sweet pepper/スイート・ペッパー)に分けられます。日本では江戸時代には、すでにトウガラシの仲間が栽培されており、そのうち青果用として栽培されていた甘味種がシシトウガラシであったようです。果実の先端部がへこんでおり、その中に小さい突起がありますが、この形が獅子面に似ているということが、この名の由来となったようです。ピーマンも甘味種の1品種ですが、こちらは、アメリカで品種改良されたものが、明治以降に導入されたようです。旬は6〜8月で夏の野菜となりますが、香りや色がよいので、一年を通して、揚げ物や焼き物、炒め物などに利用されています。甘味種なので基本的には辛味は少ないですが、辛味種との自然交配により、たまに驚くほど辛いものが混じることもあるそうです。
     栄養成分は、ピーマンとほぼ同じで、ビタミンCやカロテンが豊富に含まれるので、免疫機能を高めるとともにカゼの予防や、疲労回復などの効果が期待されます。
     今日の給食では、素揚げにして、かき揚げに添えています。

  • 第67回卒業証書授与式

    公開日
    2016/03/11
    更新日
    2016/03/11

    校内の様子

     本日、第67期生、男子81名、女子77名、計158名が本庄中学校を巣立ちました。女子生徒を中心に、3年間を振り返っての涙、涙の素敵な卒業式でした。
     これから卒業生のみなさんは新たな道に進んでいくことになります。楽しいこともあれば、厳しい試練もあるかもしれません。そんなときは、今日の式の中で校長先生がお話されていた相田みつおさんの『道』という詩を思い出していただければと思います。
     新たな道へ行っても、がんばれ!そして大きく羽ばたけ!67期生のみなさんがそれぞれの個性で輝き続けてくれることを祈ります。

  • 本日の献立/3月10日(木)

    公開日
    2016/03/10
    更新日
    2016/03/10

    給食

    献立名 ・豚肉のしょうが焼き
        ・焼き厚揚げ
        ・ほうれん草ともやしのおひたし
        ・パインアップル(缶詰)
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 780kcal、たんぱく質 30.7g、脂質 19.2g

    ☆厚揚げ(あつあげ)☆
     「厚揚げ」は、11/12に紹介したうす揚げと同じく、とうふを油で揚げたもので、「生揚げ」とも呼び、その名の通り厚めに切ったとうふを使用したものになります。うす揚げは原料のとうふを専用に調整し、薄く切って揚げているので、豆腐という感覚はあまりしませんが、厚揚げは、とうふの状態をそのまま生かした加工品になります。原料に絹ごしとうふを使ったものは「絹揚げ」ともいいます。
     つくり方は、木綿または絹ごしのとうふを水切りし、用途に応じた形に切り、180度くらいの高温の油で揚げるというものです。表面は、脱水されて硬くなりますが、内部は変化せず、とうふの状態を保ちます。このため、とうふに比べて、煮ものなどの料理に使用しても形がくずれにくくなります。形はとうふと同じ形のものや、三角形、さいころ型などがあります。
     栄養の面では、やはり、とうふを加工したものですので、たんぱく質やカルシウム、鉄などのミネラル類が多く含まれています。
     今日の給食では、厚揚げを焼いたものに、大根おろし、砂糖、みりん、しょうゆを使い、でんぷんでとろみをつけたタレをかけています。

    ※明日(3/11)は、卒業式のため、給食は全校中止となります。

  • 本日の献立/3月9日(水)

    公開日
    2016/03/09
    更新日
    2016/03/09

    給食

    献立名 ・ハンバーグカレーライス、ブロッコリー
        ・れんこんサラダ
        ・清見オレンジ
        ・はっ酵乳
        ・牛乳
    栄養価 エネルギー 877kcal、たんぱく質 26.8g、脂質 27.8g

    ☆清見(きよみ)オレンジ☆
     清見オレンジは、温州みかんの1種である「宮川早生」とスイートオレンジの1種である「トロビタオレンジ」を組み合わせたもので、1949年に静岡県の果樹研究所で育成され、1979年にタンゴール農林1号として公表されました。名前の由来は、育成地である静岡市清水区にある名勝の清見寺(せいけんじ)と、その前面にある海岸が清見潟(きよみがた)ということからついた名のようです。香りはオレンジに似ていて、オレンジよりは皮をむきやすいですが、温州ミカンと比べるとむきにくいです。しかし、果肉は柔らかで、果汁は多く、甘味も強く、とても風味の良いのが特徴です。葯(やく)が退化して花粉がないため、普通は種無しになりますが、他品種の花粉がかかると、少量の種子が入ります。3月ごろに収穫され、3〜5月にかけてよく出回ります。また、このようなオレンジとミカン類を組み合わせたものを「タンゴール」と呼び、デコポンなどもこの仲間になります。

  • 本日の献立/3月8日(火)

    公開日
    2016/03/08
    更新日
    2016/03/08

    給食

    献立名 ・鰤の照り焼き
        ・一口がんもと野菜のみそ煮
        ・ふかしいも
        ・小松菜のおひたし
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 791kcal、たんぱく質 30.1g、脂質 22.0g

    ☆鰤(ぶり)☆
     ブリは、成長によって呼び名が変わる代表的な「出世魚」です。地方によってかなりの違いがあり、明確には言えませんが、関東では、ワカシ→イナダ→ワラサ→メジロ→ブリ、関西では、ツバス→ハマチ→メジロ→ブリ、というように変化し、20cmくらいまでをワカシ、ツバス、40cmくらいまでがイナダ、ハマチ、70cmくらいまでをワラサ、メジロ、70cmくらいを超えるとブリというふうになるようです。あるいは、15〜50cmをハマチ、それ以上をブリということもあるようです。このように大きさとその呼び方はいろいろあるので、どれが正解とは言いがたいです。
     また、典型的な回遊魚で、カムチャッカ半島沖から台湾近海にかけて回遊し、日本近海、朝鮮半島沿岸、沿海州南部沖などが生息域となり、全長1.3m、体重15kgくらいになります。巻網、曳縄、釣り、刺網、定置網などで漁獲されますが、今では、養殖が主流になっています。
     おいしくなるのは、12月から2月ごろの寒い時期で、この時期に獲れるものをとくに「寒ブリ」といいます。また、師走(しわす/12月)のころからおいしくなるため、漢字で魚へんに「師」と書くようになったようです。
     ブリには良質なたんぱく質や脂質が豊富で、ビタミンB1・B2・D・E、鉄分なども多く含みます。これらのビタミンやミネラル成分は、「血合肉」の部分に多く含まれます。この血合肉は、魚が泳ぐためにたいへん重要な筋肉で、ブリ、サバ、マグロ、イワシなど高速で泳ぐ回遊魚ではよく発達しています。
     今日の給食では、ブリでは最も一般的な料理ともいえる照り焼きにしました。

    ※明日(3/9)は、カレーライスがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

  • 本日の献立/3月7日(月)

    公開日
    2016/03/07
    更新日
    2016/03/07

    給食

    献立名 ・チキンカツ
        ・ボイルブロッコリー
        ・スパゲッティソテー
        ・キャベツのドレッシングあえ
        ・いちご
        ・ポタージュ
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 862kcal、たんぱく質 30.0g、脂質 20.9g

    ☆ポタージュ☆
     日本では、「ポタージュ」というと、とろみのある不透明なスープをあらわし、澄んだスープは「コンソメスープ」などと呼ぶのが一般的になっており、スープの分類として、ポタージュとコンソメスープがあるように思われています。しかし、もともとポタージュ(potage)はフランス語で、日本語で言うスープ全般を意味し、とろみがあり不透明なものは「potage lies(ポタージュ・リエ)」、澄んだものは「potage claire(ポタージュ・クレール)」というふうに分類されます。ここで、ポタージュの語源を考えると「pot」は鍋などの入れものをあらわし、「age」は集合物というような意味をあらわすそうで、鍋に肉や野菜を入れた様子からできた言葉のようです。
     また、「スープ」という言葉をさかのぼると、もともとブイヨン(日本語で言うスープ)に浸して食べるパンのことだったようで、大きく硬いパンをふやかしてそこに具材をのせて食べていたそうです。それが時代の流れの中で、いつの間にか、ブイヨンの方に注目が集まり、スープの意味が変わってきたようです。今でもクルトンを添えることがあるのは、そのなごりだそうです。
     もともとの意味を考えると、間違った表現になると思いますが、今日の給食では、日本での一般的な呼び方に合わせ、とろみのあるスープとして、ポタージュという献立名を使いました。

  • 本日の献立/3月4日(金)

    公開日
    2016/03/04
    更新日
    2016/03/04

    給食

    献立名 ・じゃこごはん
        ・鶏肉の塩焼き
        ・ちくわとじゃがいもの煮もの
        ・はくさいの酢のもの
        ・豚汁
        ・牛乳
    栄養価 エネルギー 820kcal、たんぱく質 35.6g、脂質 21.5g

    ☆ちりめんじゃこ(縮緬雑魚)☆
     カタクチイワシをはじめとして、マイワシなどを含むイワシ類の稚魚は、白く透明なので「白子(しらす)」と呼ばれます。これを塩水で煮詰め、冷却した釜揚げシラスを乾燥機または天日で乾燥させたものを関東では「しらす干し」、関西では「ちりめんじゃこ」といいます。これらは、乾燥の度合いで少し違いがあり、しらす干しは微乾燥品で、水分約70%、ちりめんじゃこは半乾燥品で、水分約40%のものとなります。このとき、ちりめんじゃこは乾燥度が高いので、煮る時の食塩水の濃度は、しらす干しが3〜6%であるのに対し、1〜3%とやや低くします。秋の終わりから春のはじめごろに獲れるものがおいしいといわれます。おろしあえ、酢のもの、天ぷらなどに使用されるほか、ちりめんじゃこでは、味をつけて炒って食べることもあります。
     魚を骨ごと食べることになるので、カルシウムやビタミンDが豊富に含まれます。ただし、塩分も多いので、カリウムを多く含む野菜、芋類、果物、海藻などといっしょに食べた方がよいと思われます。
     今日の給食では、いりごま、砂糖、しょうゆで味付けしたものをご飯にふりかけ、または混ぜて、じゃこごはんとして食べてもらうようにしています。

    ※来週(3/7〜3/10)は、卒業式にかかわる予行、準備等により、3年生は給食中止となりますので、1・2年生のみの実施となります。3/11(金)は、卒業式のため全校中止となります。

  • 本日の献立/3月3日(木)

    公開日
    2016/03/03
    更新日
    2016/03/03

    給食

    献立名 ・三色丼(鮭そぼろ、ほうれん草、錦糸卵)
        ・菜の花とちくわの天ぷら
        ・だいこんの酢のもの
        ・三色ゼリー
        ・牛乳
    栄養価 エネルギー 811kcal、たんぱく質 27.7g、脂質 22.8g

    ☆菜の花(なのはな)☆
     「菜の花」というと地中海沿岸や中央アジア、北ヨーロッパなどを原産とするアブラナ科の植物全般の花をさしますが、食品としての菜の花は、花が咲く前の蕾(つぼみ)がついた茎と葉の部分を野菜として食べるものです。アブラナは古くから主に灯油や食用油をとるためや、食用、観賞用として栽培されていました。明治時代に入ると、油をとるための作物は「菜種(なたね)」として栽培が広がり、そして、一部の地方で、野菜として食べるものは「菜花(なばな)」、観賞用は「花菜(はなな)」として残りました。
     食用のものは、冬から早春にかけて(12〜3月ごろ)が旬で、春を告げる緑黄色野菜として親しまれています。少し苦味がありますが、ゆでることで抑えられ、おひたしや漬物、汁物として利用されます。栄養価はたいへん高く、同じ重さで比べると、カルシウムは牛乳の1.5倍、鉄はホウレン草の1.5倍、ビタミンCはみかんの4倍も含まれています。その他のミネラル成分やビタミン類、食物線維なども多く含まれています。カゼや貧血の予防など、その他いろいろな効果が期待される食品です。
     今日は、桃の節句ということで、春らしい食品として天ぷらにしました。
     桃の節句は五節句のうちの一つとなりますが、日本では、古くから伝統的な行事として位置づいてきました。ほかには、人日(じんじつ、1/7)、端午(たんご、5/5)、七夕(たなばた7/7)、重陽(ちょうよう、9/9)がありますが、ちなみに今の暦では3/3、5/5、7/7は、同じ曜日となります。

  • 本日の献立/3月2日(水)

    公開日
    2016/03/02
    更新日
    2016/03/02

    給食

    献立名 ・マーボー豆腐
        ・焼きそば
        ・揚げシューマイ
        ・ボイルブロッコリー
        ・はっさく
        ・ごはん、牛乳
    栄養価 エネルギー 872kcal、たんぱく質 28.8g、脂質 23.8g

    ☆はっさく(八朔)☆
     ハッサクは、1860年ごろ、広島県因島市の浄土寺境内で発見されました。明治時代後期から因島を中心に普及しはじめ、第二次世界大戦後になって栽培が広まりました。ブンタンの近縁種のかんきつ類で、ハッサクという名は、旧暦の八月朔日(8月1日/現在の9月中旬)から食べることができるということからついた名です。しかし、実際には秋口ではまだ未熟でおいしくはありません。樹になっている状態では、3〜4月ごろにおいしくなりますが、一般的には12〜1月に収穫されて貯蔵した後、3〜4月を中心にイヨカンに続いて出荷されます。主産地は、和歌山、愛媛、広島などです。
     皮が厚くてむきにくいですが、中の袋(じょうのう膜)と果肉(砂じょう)の部分ははがれやすいので、食べやすいです。少し苦味がありますが、これはナリンギンという成分によるものです。しかし、最近では、以前より皮もむきやすくなり、苦味も少なくなり、甘味が増してきているようです。

    ※明日(3/3)は、3年生は公立高出願等のため給食中止となりますので、1・2年生のみの実施となります。また、明日の献立には、ゼリーがありますので、スプーンのご用意をよろしくお願いします。

  • 3年生家庭科調理実習

    公開日
    2016/03/01
    更新日
    2016/03/01

    校内の様子

     3年生は、公立高校入試真只中ではありますが、家庭科調理実習で、とても楽しそうにクッキーや蒸しパンなどを作りました。出来上がりを紅茶と一緒にいただきました。